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イラク反戦運動をきっかけに、2004年5月からはじめた無党派のプロジェクトです。反戦非戦平和の活動をバックアップすることを目的にしています。
「ラブ&ピースよりも少し強い表現で。同情よりも少し強い意志でもって。」をモットーとしています。
EG Peaceとは、the Expression Group for Peace(平和を志向する表現集団)の略です。イージーピースと呼びますが、「EG」は「easy」という意味を含んでいます。
グラフィックデザイナーを筆頭に、10名弱が大阪を中心に活動しています。団体というより企画なので、スタッフであるかないかの明確な枠はありません。
現在、オリジナル作品や、アメリカのアーティストなどが提供しているパブリックドメインをポストカードにして販売しています。将来的には生活用品一般の取扱い、イベントの開催などを考えています。
ネット上では、メインサイトのほか、イラク戦争や九条をテーマにした期間限定のカテゴリー別サイトや、『mixi』でEG Peaceコミュを展開しています。
大阪の中崎町、堀江、アメリカ村、新世界エリアのカフェや雑貨店などにリーフレットを置いています。
*パブリックドメインとは、ネット上の著作権を定義するNPO『クリエイティブ・コモンズ』が発行するライセンスのひとつです。著作者は、クリエイティブ・コモンズを通して著作物にパブリックドメインのライセンスを付与することで、米国法に基づく公共財として、著作者の明記なしに、第三者の加工、配布、販売などを認めることを宣言することができます。EG Peaceではこういった作品を利用する一方、自分たちの作品の一部もパブリックドメインにしてPDFを公開しています
*SNSのmixiは、会員制です。新規入会には招待メールが必要です。
これまでは、イベント会場などでの小売り販売が中心でしたが、現在は個人、非営利団体への卸し売りの方に重心を移しています。また、一部の小売店や企業への拡販をめざしています。
ファンドレイジングとは例えばこういうことです。300枚セットのポスカを1枚あたり50円の卸売り価格でEG Peaceが販売。それを平和団体が購入して、1枚あたり200円で小売りすると、全部売れれば45,000円の純益が得られ、活動資金として有効利用できます。この仕組みのことを言います。
EG Peaceは非営利ですが、優れた成果を上げるために、マネジメントやマーケティングを活動のなかに取り入れようとしています。
メッセージ性があり、なおかつ競争力のある商品をできるだけ安く提供することをめざしています。
プロで活躍されている方はもとより、学生の方や駆け出しの方の作品発表の場にしていただければと思っています。
ご提供くださった作品を商品化する際の費用は全てEG Peaceが負担します。
商品化の謝礼として、1作品につき10枚を差し上げます。
この他に、売上に応じて販売価格の10%を受け取っていただくか、もしくはHP等で紹介させていただくかをお選びいただけます。
*全ての作品が商品化されるわけではありません
当面、経営が安定するまで寄付を控えることにしてきましたが、EG Peaceも3年目に入ろうとしています。当初の目標を達成すべく、2006年8月よりポスカなどの売上のうち経費を除く半分を、寄付にまわすことにしました。
寄付先の選定にあたっては以下のようなことを考慮し、『イラクの子どもを支援するおおさか市民基金』に託すことにしました。
1. EG Peace設立の直接のきっかけがイラク戦争だったため、イラク戦争や劣化ウラン弾における人道支援やジャーナリズム活動、政策提言などをしている、あるいはしようとしている。
2. 京阪神を重視しており、私たちが直接話しをきける距離にいる。
3. 寄付以外にも、何らかの形でEG Peaceの関係者が主体的に参加できるような風通しのよさを感じる。
4. コンセプトや会計がしっかりしている、あるいはしっかりさせようとする意思が感じられる。
5. 団体としての支援、あるいは中心になっている方に支援の実績がある。
6. 団体の基盤が特定の派閥に偏っていない、あるいは多少偏っていても外に向けて広げようとする意思が感じられる。
2008年11月より、イラク関係の講演会等の会場で販売する場合、寄付先を講演会実行委員会等の方々と相談の上、実行委員会の中心団体、もしくは講演者、もしくはそれらが関係する、イラクや周辺諸国でイラク人向けに支援活動を行っている団体等に原則即日、売上の全額〜半額を寄付することにしました。また、イラク関係で積極的に活動されている団体等で、EG Peaceがその活動に共感できる場合、ファンドレイジングに役立てていただくことを想定し、ご希望であればポスカを無料で提供いたします(ただし、EG Peaceとある程度のお付き合いがある団体等に限ります)。これは、EG Peaceの収支が現在黒字であるものの、まとまった額に達するまで相当時間がかかるため、それから会場でポスカを買っていただくお客様にとって納得いただけ易いと考えたためです。
*相談の上、おおさか市民基金や、EG Peaceの運営資金に回ることもあります。なお、寄付・寄贈実績については、News&Pastをご覧ください。収支報告についてはこちらをご覧下さい。
昨今、国際情勢の変化や世代交代といった事情から、反戦や非戦や平和の個人的な想いを口に出しにくい状況が広がっているように思います。そこで、EG Peaceは、ちょっとアートでピースなグッズでもって「反戦グッズのブランド化」を図ることで、このトレンドに変化をもたらせないかと考えました。魅力のある反戦グッズやパフォーマンスを、人々の生活に浸透させることで、戦争に反対すること、平和を希求することの抵抗感や反発を幾らかでも和らげることができないかと考えたのです。
ブランド化による統一感は必要ですが、EG Peaceは、ゆるやかな集まりであり、企画です。基本的に非営利であるため、スタッフにも、作品をご提供いただく方にも、作風の統一を強く求めたり、ノルマを課したり、企業のようにトップダウンで物事を決めたりすることはできません。あくまでも多様性と統一感の両立が大切であると考えました。
平和を表現する集まりとして相応しいイメージ
   ・・・・・・「自由(個人的)」「多様性」「連帯」「共同作業」など。
平和を表現する集まりとして不適当なイメージ
   ・・・・・・「暴力」「強制」「全体主義」「上下関係」など。
多様性、あるいは自由な発想といっても、社会的に認知されるものは、幾つかのカテゴリーでまとめられるはずです。一般的な商品でも、路線ごとにブランドをたてて差別化することはめずらしくなく、特に衣料品や化粧品ではそうすることが当然とされています。
路線(Vision in Product Design)を3つに集約しました。ただし、ブランドの浸透を重視し、名称はEGピースに統一、ロゴタイプをそれぞれに用意しました。こうすることで、多様性と統一感の両立が図られると考えました。
1. デジタル、風刺
2. アナログ、手作り感
3. ファンシー
ロゴ1 ロゴ2 ロゴ3
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